the Incidents 21
2021.05.14
■税金・公共料金のチラシ作成時に納付先が間違ったQRコードを掲示する事故例■
(だから、どうしてQRコードの傍らにURLを併記しないんですか?納税者は納付先の検証のしようがありません)
表題、産経新聞によりますと、今年度の税金や公共料金の支払通知書に同封するチラシを作成した大阪・泉南市が、
そこに盛り込むスマホ用のキャッシュレスアプリ LINE Pay 納付用で掲示したQRコードについて、書き込まれている
納付先が間違った状態でチラシを配布してしまい、納税した市民から問い合わせで発覚、現在注意を呼びかけている
とのことです。 (そんなんで、えーんかいっ?)
もともとがQRコードというものは、2次元バーコードを用いて、相手の通信端末に対して文字列入力の省力化を行いながら
伝えるものでありますが、その一方で、それを伝えられる相手側は、その文字列が正しいことを検証する手段がありません。
悪意ある第三者がページレイアウトをコピーして全く別の振込先のQRコードを掲示した印刷物を作ってしまったらどうするんですか?
だから、傍らにURLを書き添えないとなりすまし被害が絶えないんですよって、このサイトでは何度も書いてるんですが。。。
読まれていない自信たっぷりです
参考情報:
2021.05.14
産経新聞/ 産経WEST/ :
納税用QRコードを誤掲載 大阪・泉南市 自動車会社向け決済に
https://www.sankei.com/west/news/210513/wst2105130004-n1.html
■ ご注意 ■
当サイトでの、上記のような記事に速報性はありません。
ご使用のコンピュータの OS や周辺コンポーネント等に纏わる脆弱性情報に
絶えず注目していく必要があります。
経済産業省/
情報セキュリティに関する政策、緊急情報/
コンピュータウイルス対策基準
http://www.meti.go.jp/policy/netsecurity/CvirusCMG.htm
総務省/
国民のための情報セキュリティサイト
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/security/
独立行政法人 情報処理推進機構 セキュリティセンター (IPA/ISEC)
http://www.ipa.go.jp/security/
総務省・経済産業省 連携プロジェクト サイバークリーンセンター
https://www.ccc.go.jp/
有限責任中間法人 JPCERT コーディネーションセンター (JPCERT/CC)
http://www.jpcert.or.jp/
JEITA 社団法人電子情報技術産業協会/
パーソナルコンピュータ(PC)安全・安心
http://home.jeita.or.jp/cgi-bin/page/detail.cgi?n=75&ca=14
株式会社ラック/
注意喚起の記事
https://www.lac.co.jp/lacwatch/alert/
エフセキュア株式会社/
エフセキュアブログ
http://blog.f-secure.jp/
フィッシング対策協議会 (Council of Anti-Phishing Japan)
http://www.antiphishing.jp/
警視庁/
安全な暮らし/
サイバーセキュリティインフォメーション
https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kurashi/cyber/
ベンダーのサイトなどで定期的な情報収集をされることを強くお勧めします。

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