本頁作成日: 2015年4月10日
最終更新日: 2015年4月18日
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the Incidents 17
2015.04.10, 2015.04.18
■不正送金ボットネット:国内のPC約44,000台余がウイルス感染、警視庁が注意喚起■
(インターネットでの決済行為は決して磐石な上で行われるものではない。常日頃から注意喚起されるべきものです)
国内でネット銀行を利用するユーザのPC約44,000台余がウイルス感染し、不正送金を行うボットネットの
支配下にある可能性があるという見解を、警視庁は4月10日に明らかにし、同時にプロバイダーを通じて
注意喚起を始めました。
ネット銀行を利用する上で不正送金の被害に遭うリスクは、何も昨日今日で顕在化したわけではなく、
常日頃から注意喚起されるべきものです。
その一環で、警視庁サイバー犯罪対策課が、主に日本を標的としているとみられるボットネット活動を
調べたところ、そのウイルスの感染端末(PC)は世界で約82,000台であり、うち、約44,000台の端末が
国内ユーザのものであることを特定、ウイルス感染端末の不正送金被害を防ぐための対策を実施した
ということです。
この取り組みには、株式会社セキュアブレインが技術協力している模様です。
詳しくは、警視庁および、株式会社セキュアブレインのサイトでご確認ください。
参考情報:
2015.04.18
トレンドマイクロ セキュリティブログ/ :
日本を標的とする新たなオンライン銀行詐欺ツール「WERDLOD」の手口を解説
http://blog.trendmicro.co.jp/archives/11258
毎日新聞/ ニュース/ :
新種ウイルス:ワンタイムパスワード無効化…感染8万台超
http://mainichi.jp/select/news/20150410k0000e040191000c.html
2015.04.10
警視庁/ 情報セキュリティ広場/ :
ネットバンキングウイルス無力化作戦の実施について
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/haiteku/haiteku/haiteku504.htm
セキュアブレイン/ プレスリリース・お知らせ/ :
セキュアブレイン、警視庁の「ネットバンキングウイルス無力化作戦」に技術協力
http://www.securebrain.co.jp/about/news/2015/04/keishicho2.html
■ ご注意 ■
当サイトでの、上記のような記事に速報性はありません。
ご使用のコンピュータの OS や周辺コンポーネント等に纏わる脆弱性情報に
絶えず注目していく必要があります。
経済産業省/
情報セキュリティに関する政策、緊急情報/
コンピュータウイルス対策基準
http://www.meti.go.jp/policy/netsecurity/CvirusCMG.htm
総務省/
国民のための情報セキュリティサイト
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/security/
独立行政法人 情報処理推進機構 セキュリティセンター (IPA/ISEC)
http://www.ipa.go.jp/security/
総務省・経済産業省 連携プロジェクト サイバークリーンセンター
https://www.ccc.go.jp/
有限責任中間法人 JPCERT コーディネーションセンター (JPCERT/CC)
http://www.jpcert.or.jp/
JEITA 社団法人電子情報技術産業協会/
パーソナルコンピュータ(PC)安全・安心
http://home.jeita.or.jp/cgi-bin/page/detail.cgi?n=75&ca=14
株式会社ラック/
注意喚起の記事
https://www.lac.co.jp/lacwatch/alert/
エフセキュア株式会社/
エフセキュアブログ
http://blog.f-secure.jp/
フィッシング対策協議会 (Council of Anti-Phishing Japan)
http://www.antiphishing.jp/
警視庁/
安全な暮らし/
サイバーセキュリティインフォメーション
https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kurashi/cyber/
ベンダーのサイトなどで定期的な情報収集をされることを強くお勧めします。

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